[Windows Server]2018年にISDN通信を行うサーバを準備する。

背景

全銀TCP/IPで某ネット銀行と通信しているサーバのリプレースを検討する事になった。2018年3月現在、某ネット銀行側ではISDN通信に代わるモダンなシステムをまだ導入していない。2024年に終了が予定されているISDN回線であるが、まだ6年の猶予があることを考えるとまだ新システムの導入時期は見えてこない。今回は延命措置としてのP2Vでのシステム移行を選択した。

説明

現行システムの構成は以下の通り
・DELL PE1850
・Windows 2000 Server SP4
・InterCOM Biware 全銀TCPクライアント
・NTT INSメイトV30SLim(ターミナルアダプタ)

移行先
・DELL PE R320
・VMWare ESX5.1U3
・Windows 2000 Server SP4
・InterCOM Biware 全銀TCPクライアント
・NEC AtermIT31L(ターミナルアダプタ)

ネット通販で新品のターミナルアダプタが簡単に手に入る事を考えると、まだまだISDNが広く利用されているという安心感があったが、市販ものだと対応OSがサーバOSでWindows2000、良くて2003。クライアントOSでWindows10は
32bit版などの制約がある。この業界のトップメーカーであるInterCOM社はWindows2016をサポートするTAをメンテナンスしているようで流石である。

最新版のBiwareクライアントを購入しWindows2016を導入するのが松プランだが、データ移行も大規模なテストも発生するし、それほどお金をかけれるシステムではないので、P2Vでのシステム移行とした。この案件の肝は、Windows2000をサポートするHyperVisorを選び、仮想シリアルポートを使ってTAを認識させることができるかどうかであったが、案外スムーズにデバイス認識を行うことができた。なお、NEC AtermIT31LがWindows10をサポートしていたことで、もしかしたらWindows2016で動くかもという期待もあったが、どう頑張ってもOSからデバイスが認識されることはなかった。

インターネット回線であるFlet’s ISDNについては新規申し込み期限が迫っているが、INS64回線の新規申込みはNTT東日本でまだ受付期限の設定はされていなかった。

回線の工事と疎通確認は4月の予定。

なお、Windows2000はとっくの昔にサポートが終了しており、当初存続させる事には違和感があったが、特定用途の組込みOSという位置付けで隔離したネットワークに配置したことをお断りしておく。

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